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犬と猫 耳の診察前にまず読む本
《10004259》
販売価格: ¥ 16,500円(税込)
臨床現場の疑問を解消する答えがここにある。 犬猫の耳診察の実践本!
実臨床に即した各先生の耳診療における考え方や手技を多数掲載!
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<監修者からのメッセージ>
なぜ外耳炎が起きるのか?当たり前だが原因がある。その原因に関して、先生方によって考え方に多少の違いがある。というのも、地域性やこれまでの経験から外せない何かがあるからだ。また、これだけ多くの治療器具や薬剤があるのだから、各自の好みや使い勝手によって治療法も違ってくる。そこで今回、耳の治療に熟達した先生方に、一枚の耳道内の写真から想起される診断や治療法の解説をお願いした。かなりの無茶振りにもかかわらず、各先生に細かくご執筆いただき、こんな小さな穴をよくもまあこんなに丁寧に考察できるものだと感心してしまった。その中には読者の先生方と同じ考え方もあるだろうし、違う考え方もあるはずだ。本書を一読していただくことで、診断や治療の選択肢を増やすことができれば幸いである。たった一枚の写真を見て、あなたは何を考え、どのように治療するのか?ぜひ妄想していただきたい。
【目次】
序文
監修・執筆者一覧
PART1 初めての外耳炎「耳が痒そうです」
● 症例①
症例を評価するためにまず知っておくべきこと 田中樹竹、村山信雄
・手持ち検耳鏡と外耳道
・耳の成書でよく見るPSPP分類とは
・耳垢の評価
臨床徴候 島崎 徹
・症例1の外観を評価する
・症例1の外耳道を評価する
・症例1の耳垢を評価する
外耳炎の原因 島崎洋太郎
・症例1の原因の探索
耳処置のTips 山岸建太郎、柴田久美子、大嶋有里
・山岸建太郎先生の場合
・柴田久美子先生の場合
・大嶋有里先生の場合
監修者の総評 村山信雄
● 症例②
臨床徴候 島崎 徹
・症例2の外観を評価する
・症例2の外耳道を評価する
・症例2の耳垢を評価する
外耳炎の原因 島崎洋太郎
・症例2の原因の探索
耳処置のTips 山岸建太郎、柴田久美子、大嶋有里
・山岸建太郎先生の場合
・柴田久美子先生の場合
・大嶋有里先生の場合
監修者の総評 村山信雄
● 症例③
臨床徴候 島崎 徹
・症例3の外観を評価する
・症例3の外耳道を評価する
・症例3の耳垢を評価する
外耳炎の原因 島崎洋太郎
・症例3の原因の探索
耳処置のTips 山岸建太郎、柴田久美子、大嶋有里
・山岸建太郎先生の場合
・柴田久美子先生の場合
・大嶋有里先生の場合
監修者の総評 村山信雄
犬の耳の解剖 杉村 肇
・耳介から外耳道までの解剖
・中耳の解剖
PART2 繰り返す外耳炎「また耳が痒くなりました」
● 症例①
症例を評価するためにまず知っておくべきこと 田中樹竹
・中耳
臨床徴候 島崎 徹
・症例1の外観を評価する
・症例1の外耳道および中耳を評価する
・症例1の耳垢、耳漏を評価する
再発性および慢性外耳炎の原因 島崎洋太郎
・症例1の主因、副因、素因、持続要因
検査 森 啓太
・症例1で考える検査プランと検査内容
耳処置のTips 山岸建太郎、柴田久美子、大嶋有里
・山岸建太郎先生の場合
・柴田久美子先生の場合
・大嶋有里先生の場合
監修者の総評 村山信雄
● 症例②
臨床徴候 島崎 徹
・症例2の外観を評価する
・症例2の外耳道および中耳を評価する
・症例2の耳垢、耳漏を評価する
再発性および慢性外耳炎の原因 島崎洋太郎
・症例2の主因、副因、素因、持続要因
検査 森 啓太
・症例2で考える検査プランと検査内容
耳処置のTips 山岸建太郎、柴田久美子、大嶋有里
・山岸建太郎先生の場合
・柴田久美子先生の場合
・大嶋有里先生の場合
監修者の総評 村山信雄
● 症例③
臨床徴候 島崎 徹
・症例3の外観を評価する
・症例3の外耳道および中耳を評価する
・症例3の耳垢、耳漏を評価する
再発性および慢性外耳炎の原因 島崎洋太郎
・症例3の主因、副因、素因、持続要因
検査 森 啓太
・症例3で考える検査プランと検査内容
耳処置のTips 山岸建太郎、柴田久美子、大嶋有里
・山岸建太郎先生の場合
・柴田久美子先生の場合
・大嶋有里先生の場合
監修者の総評 村山信雄
耳処置のストレスを軽減するための方法 入交眞巳、藤田宏志
・来院前の処置(投薬)
・来院してからの処置(鎮静および全身麻酔)
PART3 猫の外耳炎「これって普通ですか?」
● 症例①
耳処置のTips 竹尾記子、笠井智子
竹尾記子先生の場合
笠井智子先生の場合
監修者の総評 村山信雄
● 症例②
耳処置のTips 竹尾記子、笠井智子
竹尾記子先生の場合
笠井智子先生の場合
監修者の総評 村山信雄
● 症例③
耳処置のTips 竹尾記子、笠井智子
竹尾記子先生の場合
笠井智子先生の場合
監修者の総評 村山信雄
猫の耳の解剖 杉村 肇
・耳介から外耳道までの解剖
・正常な外耳道は実際にどう見えるのか?
・猫ではどんな異常が見られるのか?
さくいん
監修:村山 信雄(犬と猫の皮膚科)
執筆:入交 眞巳、大嶋 有里、笠井 智子、柴田 久美子、島崎 徹、島崎 洋太郎、杉村 肇、竹尾 記子、田中 樹竹、藤田 宏志、村山 信雄、森 啓太、山岸 建太郎(50音順)
仕様:A4 判、並製本、144頁、オールカラー
ISBN:978-4-86671-233-8
発刊日:2024年9月15日