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コンパニオン・アニマルのファースト・ステップ薬理学
《10003436》


販売価格: ¥ 8,580円(税込)


知っておきたい薬の知識を詳細かつ、わかりやすくまとめました!

■飼い主さんへの説明に!
■苦手意識の克服に!
わかりやすく、つかいやすい病院スタッフ必携の1冊!!

【まえがきより】
 多くの動物看護師が、薬について詳しく学習するチャンスをもてないまま薬を取り扱わざるを得ないでいる状況を前にして、動物看護師のために本当に役に立つテキストを作ろう! という思いから、本書が企画され、刊行される運びとなりました。
 (中略)本書が、動物看護師を目指す学生や、動物看護師、病院スタッフの“薬をしるためのファーストステップ”となり、さらに飛躍できるきっかけとなることを期待してやみません。

※本書は2003年5月号から2005年10月号まで、「as」に連載をした「知って得する薬の知識」を全面的に書き直したものです。

■本書において、記事中の記述に誤りがありました。
詳細はこちらからご確認お願い申し上げます。


まえがき
第1章 薬を扱うための基本的知識
 1 薬(医薬品)の分類
 2 薬(医薬品)の名称
 3 薬理作用
 4 薬用量
 5 薬(医薬品)の構成成分
 6 剤形
  ・固形剤
  ・液状の薬
  ・そのほかの剤形
  ・剤形の変更
 7 薬(医薬品)を取り扱う際の注意
 8 薬袋
 9 ノンコンプライアンスの防止
 10 薬(医薬品)の廃棄

第2章 感染症の薬
 1 抗菌薬
  ・抗生物質と合成抗菌薬
  ・細菌
  ・薬が作用する仕組み
  ・抗菌薬の選択
  ・抗菌薬に対する耐性
 2 ペニシリン類
  ・薬が作用する仕組み
  ・体内動態
  ・耐性菌
  ・使用上の注意
 3 セファロスポリン類
  ・薬が作用する仕組み
  ・体内動態
  ・耐性菌
  ・使用上の注意
 4 そのほかのβ-ラクタム系抗菌薬
 5 そのほかの細胞壁合成阻害薬
 6 テトラサイクリン類
  ・薬が作用する仕組み
  ・体内動態
  ・耐性菌
  ・使用上の注意
 7 クロラムフェニコール
 8 マクロライド類
  ・薬が作用する仕組み
  ・使用上の注意
 9 リンコサミド
 10 アミノグリコシド類
  ・薬が作用する仕組み
  ・体内動態
  ・耐性菌
  ・使用上の注意
 11 ニューキノロン類
  ・薬が作用する仕組み
  ・体内動態
  ・使用上の注意
 12 サルファ剤、サルファ剤の合剤
  ・薬が作用する仕組み
  ・体内動態
  ・耐性菌
  ・使用上の注意
 13 真菌症の薬(抗真菌薬)
  ・ポリエンマクロライド類
  ・アゾール類
  ・フルシトシン
  ・グリセオフルビン
  ・テルビナフェン

第3章 駆虫薬
 1 腸管内線虫の駆虫薬
  ・ピペラジン
  ・ベンツイミダゾール類
  ・ピランテル
  ・そのほかの線虫駆虫薬
 2 条虫の駆虫薬
  ・プラジクアンテル
  ・ニトロスカネート
 3 腸管内原虫の駆虫薬
  ・サルファ剤
  ・メトロニダゾール
 4 イヌ糸状虫の駆虫薬
  ・成虫の駆虫薬
  ・ミクロフィラリアの駆虫薬
 5 イヌ糸状虫症の予防薬
  ・アベルメクチン類、
  ・ミルベマイシン類
  ・ジエチルカルバマジン
 6 外部寄生虫の駆虫薬
  ・有機リン系駆虫薬、
  ・カルバメート系駆虫薬
  ・ピレスロイド系駆虫薬
  ・アミトラズ
  ・イミダクロプリド
  ・フィプロニル
  ・ニテンピラム
  ・幼虫発育阻害薬

第4章 炎症とアレルギーの薬
 1 炎症の薬
  ・炎症
  ・ケミカルメディエーター
  ・ステロイド性抗炎症薬
  ・非ステロイド性抗炎症薬
  ・酵素製剤
 2 アレルギーの薬
  ・アレルギー
  ・抗ヒスタミン薬

第5章 消化器の薬
 1 嘔吐を誘発させる薬(催吐薬)
  ・キシラジン
  ・トコン(吐根)
  ・そのほかの催吐薬
 2 嘔吐を抑制する薬(制吐薬)
  ・フェノチアジン誘導体
  ・ドパミン受容体拮抗薬
  ・抗ヒスタミン薬
 3 消化性潰瘍治療薬
  ・H2受容体拮抗薬
  ・プロトンポンプ阻害薬
  ・選択的ムスカリン受容体拮抗薬
  ・制酸薬
  ・粘膜保護剤
  ・プロスタグランジン製剤
  ・そのほかの消化性潰瘍治療薬
 4 下痢を止める薬(止瀉薬)
  ・腸管運動を調整する薬
  ・分泌過剰を抑制する薬
  ・吸着薬
 5 排便を促進する薬(下剤)
  ・膨張性下剤
  ・塩類下剤
  ・粘滑性下剤
  ・浸潤性下剤
  ・小腸刺激性下剤
  ・大腸刺激性下剤
  ・糖類下剤
 6 肝臓・胆道疾患の薬
  ・肝臓機能改善薬
  ・胆道疾患治療薬
 7 膵臓疾患の薬
  ・膵炎治療薬
  ・消化酵素


第6章 循環器の薬
 1 血圧を低下させる薬(血管拡張薬)
  ・アンギオテンシン変換酵素阻害薬
  ・そのほかの血管拡張薬
  ・カルシウムチャンネル阻害薬
  ・硝酸薬
 2 尿量を増加させる薬(利尿薬)
 3 不整脈を改善する薬(抗不整脈薬)
  ・クラスⅠ抗不整脈薬
  ・クラスⅡ抗不整脈薬
  ・クラスⅢ抗不整脈薬
  ・クラスⅣ抗不整脈薬
 4 強心薬(陽性変力作用薬)
  ・カテコラミン類
  ・ジギタリス類
  ・そのほかの強心薬
 5 止血薬
  ・血管強化薬
  ・凝固促進薬
  ・抗線溶薬
 6 抗血栓薬
  ・クマリン誘導体
  ・ヘパリン
  ・アスピリン
 7 気管支拡張薬

第7章 泌尿器の薬
 1 尿量を増加させる薬(利尿薬)
  ・ループ利尿薬
  ・アルドステロン拮抗薬
  ・サイアザイド系利尿薬
  ・浸透圧利尿薬
 2 尿毒素治療薬
 3 尿酸生成抑制薬
 4 尿酸性化薬
 5 尿崩症治療薬

第8章 呼吸器の薬
 1 咳を鎮める薬(鎮咳薬)
  ・麻薬性鎮咳薬
  ・非麻薬性鎮咳薬
 2 痰を取り除く薬(去痰薬)
  ・気道分泌促進薬
  ・粘液溶解薬
  ・粘液修復薬
 3 気管支拡張薬
  ・β-アドレナリン作動薬
  ・メチルキサンチン誘導体
 4 抗ヒスタミン薬


第9章 ホルモン薬
 1 甲状腺の薬
  ・甲状腺ホルモン製剤
  ・抗甲状腺薬
 2 糖尿病の薬
 3 副腎皮質ホルモン


第10章 麻酔に使用する薬
 1 麻酔に使用する薬
  ・麻酔前投与薬
  ・全身麻酔
  ・局所麻酔
 2 副交感神経遮断薬
 3 鎮痛薬
  ・オピオイド鎮痛薬
  ・非ステロイド性抗炎症薬
 4 精神安定薬
  ・フェノチアジン誘導体
  ・ブチロフェノン誘導体
  ・ベンゾジアゼピン誘導体
 5 鎮静薬
  ・使用上の注意
 6 全身麻酔薬
  ・バルビツレート
  ・ケタミン
  ・プロポフォール
  ・吸入麻酔薬
 7 局所麻酔薬
  ・リドカイン
  ・ブピバカイン
参考文献


著者:浅野妃美、浅野隆司
出版:エデュワードプレス
サイズ:AB判 並製本 264頁
発行年月日:2009年3月25日
ISBN:978-489995-536-8